国内においては新型コロナウイルスの感染拡大が危惧されているところですが、当法人施設においても、感染拡大防止の観点に鑑み、今年の春帰省は、各ご家庭の判断による「自主外泊(通常の外泊届の提出による外泊)」とすることにいたしました。
外泊期間についても、「ご家族のスケジュールに合わせた期間」としますが、今回このような対応をとらせていただく背景には、現時点において国内における新型コロナウイルスの感染拡大の防止に向けて、政府が国民や社会福祉施設事業者に向けて、さまざまな情報や留意事項を発信している最中であるということが挙げられます。
現在のところ、茨城県内において新型コロナウイルスの感染患者は発生していませんが、今後その可能性を否定できないことや、外泊期間中の利用者一人ひとりの行動把握を行うことが困難であること、利用者一人が感染することによって、施設内では極めて短期間に多くの利用者が感染し、蔓延を防ぐことが容易ではないことを過去のインフルエンザやノロウイルス感染状況から経験的に学んでいること、などから少しでも施設全体を感染リスクから遠ざけることを目的としています。
したがって今回のお知らせは「春帰省の自粛要請(ご協力)」と理解していただいて結構です。
今後近いうちに事態が落ち着くと判断された場合でも、今年の春帰省は「自主外泊」といたします。
なお、本書面はご家族の皆様への“協力依頼”であり、外泊自粛を強制するものではありませんことを付け加えさせていただきます。
【ご家族向け情報】春帰省の対応について(ご協力依頼)